自己実現という言葉を初めて使ったのは心理学者のゴルトシュタインですがありのままの状態であることを自己実現といいます🐒自分の気持ちに偽りなく好きなことをして、それが何らかの形で少数でも誰かの役に立ったり社会貢献できているような状態を自己実現と言います。自己実現状態は他人から見ると不幸に見えることもあります🐒

自己実現状態は好きなことに夢中になる余り情熱は常にあるものの、

そのために休むことがないので体を壊したり経済的には特に拝金主義の現代では貧しくなる傾向もあると言われています🐒

逆に言えば、好きじゃないことをやり続ける不本意な状態は自己実現とは対極な状態にあるということです🐒

しかし、食いっぱぐれることはないので現代ではそれが普通だったりするし、そういう人が力を持つことになります🐒

一般的に自己実現と言うと成長するという意味に捉えがちですがそれはちょっと違くて、自己実現とは

【自分のままで居続けるということ】なんです🐒食べるためだから仕方ない、と割り切らず自分らしくありのままでいる状態が自己実現なのです。

そういえばルソーも確か現代人（近代人）の不幸は他者からの評価でしか幸福を感じられなくなったからだと言っていましたね🐒

つまり、それ以前の時代は他者からの評価でなく幸福の価値基準は自分自身の中にある、つまり自己実現状態であったと言えます🐒

アートは自慰（オ〇ニー）だと批判する人が時々います🐒

元々、お金を稼ぐのがいちばんの目的の人とアートは対極的なところにあります🐒

お金がいちばん！という考え方も自由だし否定はしないけど、それとは異なる価値観で生きている人、動く人がいるのです🐒

無論、最低限のお金は生活していく上で残念ながら必要な世界なわけですが🐒

最近、金こそが正義！力こそが正義！

力なきものは排除せよ！そんなような声が耳を澄ますと聞こえてくるような社会、時代が再来してきているような気がします。

そうでない価値観の人との衝突、今後そのようなことが起きる令和という時代にならないことを願います🐒

2019.04